10年後の「結婚しないかもしれない症候群」



10年後の「結婚しないかもしれない症候群」

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とても面白かったです。でも・・
前作同様、勢いがあり、面白くて一気に読んでしまいました。
ただ前作で「私は、暇でくだらないカルチャー主婦になんて絶対なりたくない」と言い切っていた独身時代の著者が、結婚・出産後の本作では「仕事と家庭というものを語るときに、権利や役割ではなく、そうして人を愛する気持ちを中心に据えて話す女性たちは増えた。今ではもう、ただ社会や男の人に文句を言っている女性に魅力はない」と締めくくってしまうところが、相変わらずだと思う。

人生いろいろという感想しか得られない
表題にも用いられている「結婚しないかもしれない症候群」に登場した人々の10年後を描写するというもの。作者の周囲のさまざまな女性のその後の顛末が散漫に並べられているだけで、全体として何かを感じてほしいということだとは思うものの、表題に過度に期待して読んだら拍子抜けすると思う。

自分は一生一人?の心配無用!
「結婚しないかもしれない症候群」だった人たちが、その後も本当に結婚しなかったのか?という興味から読み始めました。みんなほとんど結婚していないのかな、と思って読み進むうち、意外にそうではないと分かってきます。これを読むと、20代後半〜30代前半の女性は絶対に勇気が沸いてくるはず。自分は一生一人かも・・・なんて不安は軽減されると思います。

10年ひとむかし?
一番最初の、結婚しれないかも症候群から10年という時間が流れています。結婚しないかも・の時代は世はバブル。この本を、最初に読んだときは、もうバブルはどこへという時でした。郊外のマンションを、買って高く売ってそんな時代は・・・。それぞれの人たちが描いていたものやその時あった今が書かれています。10年生きていると、短くも感じるけれど過ぎてみると、いろいろなことが詰め込まれている10年。
結婚=幸せには、まだまだ思えない。重い紙としかまだ思えない私にも10年後は分かりませんでした。

等身大の視点
私は谷村志穂さんが実はあまり好きではありません。文章も感性も飛び抜けて優れているとは思わない。「結婚しないかもしれない症候群」も
嫌な先輩達の姿として、読み流しました。
で、今回。バブリー全開だった彼女たちの価値観がどう変わったのかと興味本位で読み始めました。バブルの時代と違って、価値観があまりに多様な時代、前作のように時代性で女性をくくろうとするのはあまりに
大雑把。谷村さんの知る何人かの女性たちの10年として読みました。谷村さんも含め、普通の女性達の10年。誰でも10年の間には価値観の変化や、実際の生活の変化もある。でも、産む性としての女性の適齢期は100年前から変わっておらず、20代が機能としてのピーク。自分の生き方を確立し始める30代とのピークの差に悩む女性たちの姿が身近に感じられました。
谷村さんのライターとしての魅力は、平凡な価値観の持ち主だということかも。




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